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「ぷりるん。」読了したはいいものの

2009.08.25 *Tue
御門です。
久しぶりに本を読んだら問題作だったという、そんな日。



読んだ本は「ぷりるん。 〜特殊相対性幸福論序説〜」という一迅社文庫の作品。
著者は十文字青さん。

イベントの度にSSサークルまとめをしてくださっているmokiさんの日記で読んで以来、ずっと気になっていたのです。

挿絵がえろいとか描写が直接的とかそういうことは割とどうでもよくて。
それよりも問題なのはその物語の内容、登場人物の性質などであって。

割と覚悟して読んだのですが、それでもぐさぐさ来た。
なんというか……確かに”何か言いたいけど何も言いたくない”状態になりますね。
内容について色々語ろうとか思ったけど、ため息と共に全部放棄。
しばらくは胸がむかむかして痛い状態が続くと思います。
久しぶりに物語読んでこの状態になった気がする……



うぎぎ。



そのうちこの作者の他の作品も読んでみようかなぁ。

そのうち。



追記はラストシーンのネタバレ的な話なので読んだ人だけ。

















そんなわけでラストシーンについて。
語りたくないとは言ったもののこの部分だけには少し言及しておきたかったので。

最初読んだときはなにこのとってつけたようなハッピーエンド、と思ったのですが。
mokiさんの日記の追記部分や読書メーターの感想一覧を見ていると、確かにこれは深読みしたくなってくる。
明るいはずの地下鉄駅ホームでなぜ「ヘッドライトがぼくらを照らした」のか、なぜ普通に抱きついて押し倒さずに「いきなりぼくを突き飛ばした」のか。
「旅行安全」のお守りを手放したことまでに注目するのはちと考えすぎかもしれないけれど。

そうなるとぷりるんが主人公を想い続ける一途なキャラから一気にヤンデレ(この単語を使うのには多少抵抗はありますが)風味に見えてきて、この胸糞悪いとも言える話のラストにはありえるかも、と思えてくるわけです。
ハッピーエンドで終わってはほしいのですが、一度別の角度から見てしまうとそうとしか見えない。

「思いつくままに書き進めた」とは作者の弁ですが、その通りの快作でもあると同時に、いろんな意味での問題作とも言える作品でした。

追記ここまで。
| 御門 |

COMMENT

久々に凄い読んでみたいって思ったわ…
2009/08/25(火) 23:28:52 | URL | セル #- [Edit
>セルさん
これはどうのこうの書き連ねるより実際読むのが一番早い気がするよ。
できたら感想きかせてね
2009/08/26(水) 01:31:13 | URL | 御門 #.oUyN6TI [Edit

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